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エアコンが漏電した場合の対処法は?原因や確認方法を解説!
更新日:2024年6月22日
公開日:2023年9月13日
エアコンに関するトラブルの中でも、「漏電」は特に注意しなければならない重要な問題のひとつと言えるでしょう。
エアコンが漏電すると、ブレーカーが落ちてしまうこともあり、そうなるとエアコンだけではなくその他の家電製品も止まってしまいます。
もしエアコンが漏電してしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
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エアコンが漏電する原因とは?
まずは、エアコンが漏電してしまう原因について見ていきましょう。
エアコン本体の経年劣化
エアコンが漏電してしまう原因のひとつとして、本体の経年劣化が考えられます。
エアコンは、室内機や室外機の制御基盤をつなぐ電気が通る電線の被覆として、「絶縁体」が使用されています。
この絶縁体が劣化すると電線から電気が漏れて、漏電してしまうのです。
エアコン室外機からの浸水・劣化
エアコン室外機からの浸水や劣化によっても、漏電が引き起こされます。
エアコン室外機には、雨などで水が直接かかります。
そのため室外機が劣化したり、防水性が落ちてきてしまうと、本来なら水がかかってはいけない室外機の内部に雨水などが浸水し、基板などが浸水して漏電する場合もあるのです。
配管穴からの水や虫の侵入
配管穴から水や虫が侵入しても、漏電する可能性があります。
室外機と室内機をつなぐ配管穴から水が入ってしまうと、室内機内部の基盤などに水がかかり、そのことによって漏電することがあります。 水の他に、配管穴から虫が侵入してしまっても、エアコン内部の電気部品に虫が接触して「トラッキング」を起こし、漏電する場合もあります。
エアコンの漏電を自分でチェックする方法!
では続いて、エアコンの漏電を自分でチェックする方法を説明していきます。 その前にまず確認しておきたいのが、もし雨漏りしてしまっている場所にエアコンが設置されていると、雨漏りした場所から伝ってきた雨水がコンセントにかかってしまい、漏電する可能性があるということです。
その他に、窓際などの結露が発生しやすい場所の近くにエアコンを設置している場合も、同様にエアコン内に浸水してしまうことがあるため注意しなければなりません。
ブレーカーを使用して確認する
では続いて、「ブレーカー」を使用して漏電を確認する方法についてみていきましょう。
漏電をチェックする手順としては
①すべてのブレーカースイッチを「切」にする
②アンペアブレーカーを「入」にする
③漏電ブレーカーを「入」にする
④小ブレーカーをひとつづつ「入」にする
という4つのステップとなります。
このステップの③でブレーカーが、「切」になってしまう場合、そのブレーカーにつながっている電気配線の中で漏電が発生していることになります。
そのブレーカーにエアコンがつながっているのであれば、エアコンの漏電が疑われるということになります。
エアコンから漏電した時の対処法は?
ではもしエアコンから漏電したときには、どのような対処法があるのでしょうか。
基本的な対処法は、次の手順となります。
①ブレーカーを切る
②エアコンのコンセントを抜く
漏電している場合、自分でできることはここまでとなります。
漏電の修理など、あとは専門業者に依頼しなければなりません。
漏電が起きたらどこに連絡する?
コンセントを抜く以上の対処は自分でできないとしたのなら、漏電が起きた時にはどこに連絡すれば良いんでしょうか。
これは漏電した場所が、どこなのかによって変わります。
漏電箇所をチェックし、それがエアコンのブレーカーであれば、設置をしたエアコン業者へ連絡してください。
漏電している場所がわからないような場合は、契約している電力会社へ連絡してください。
エアコンからの漏電を防ぐ方法とは?
では事前に漏電を防止するために、何かできることはあるのでしょうか。
雨漏りや結露(水分)に注意する
もし雨漏りしてしまっている場所にエアコンが設置されていると、雨漏りした場所から伝ってきた雨水がコンセントにかかってしまい、漏電する可能性があります。雨漏りを早急に修理してください。
その他に、窓際などの結露が発生しやすい場所の近くにエアコンを設置している場合も、同様にエアコン内に結露が浸水してしまうことがあるため、注意しなければなりません。除湿機等を使用し、室内の湿度を落とす、もしくは結露をこまめに取るようにしましょう。
コンセントのプラグを確認する
エアコンが漏電している時には、コンセントのプラグも確認しておきましょう。
もしコンセントにプラグがしっかり挿さっていないと、コンセントの隙間からホコリが侵入して、ショートしてしまい、その結果漏電する可能性があります。
そのような状況で、漏電しているコンセントに人やペットが触れてしまうと、感電して火花が散ることもあり非常に危険です。
火災の原因にもなるので、プラグは必ずコンセントにしっかりと差し込んでください。
必ずアースを接続する
エアコンはコンセントと共に、必ずアースも接続してください。
アースは漏電が起きた際に、漏れた電流を地面に逃がす役割を持つ重要なパーツです。
ですから漏電時のトラブルをできるだけ避けるために、エアコン設置の際はアースを接続するが重要なのです。
エアコンの漏電についてのまとめ
エアコンが漏電する原因は?
・エアコン本体の経年劣化
・エアコン室外機からの浸水・劣化
・配管穴からの水や虫の侵入
エアコンの漏電を自分でチェックする方法!
・ブレーカーを使用して発生個所が特定できる
エアコンから漏電した時の対処法は?
・ブレーカーを切る
・エアコンのコンセントを抜く
漏電が起きたらどこに連絡する?
・エアコンのブレーカーであれば、設置をしたエアコン業者へ連絡
・漏電場所が分からない場合は、契約している電力会社へ連絡
エアコンからの漏電を防ぐ方法とは?
・雨漏りや結露(水分)に注意する
・コンセントのプラグを確認する
・必ずアースを接続する
漏電ブレーカーが落ちたときは、まずブレーカーから漏電箇所を特定します。
さらに、エアコンが原因であると判明しても、あるいはしなくても、対処は自分でするのではなく、専門業者に依頼するようにしてください。
漏電は放置すると感電や火災などの危険な事故を引き起こす可能性がありますから、しっかり対策しておくのが正解です。
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