【エアコン配管テープ】おすすめの種類は?メリット・デメリットも併せて紹介!

更新日:2024年8月16日

公開日:2024年7月11日

エアコン配管にテープを巻く

エアコンの取り付け工事の際に配管にテープが巻かれていることにお気づきの方はいますでしょうか?
もしかしたらこの配管のテープ巻きについて、なぜ巻かれているのか?本当に必要なものなのかと疑問を感じているかも知れません。
果たしてこのエアコン配管のテープ巻きには、どんな意味があるのでしょう?
今回はこのテープ巻きについて、おすすめの種類、そもそもなぜ巻かれているのかや、そのメリットやデメリットなどを紹介していきます。

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まず大前提としてエアコン配管テープのみの設置よりも配管カバーの設置工事がおすすめです

エアコン配管カバー

まず大前提として、今回はエアコン配管にテープを巻くことをオススメする訳ではありません。
実は配管にテープを巻くより、配管カバーを設置する方が効果的なのです。
とは言っても、エアコンが正常に動作するかどうかに関しては、エアコン配管カバーはなくても問題ありません。
配管カバーは外見的な見栄えの良さが設置する主な目的で、なおかつ配管やドレンホースなどの劣化を防ぐ役割を果たします。
ですから外観の見栄えを気にされる方、少しでもエアコンを長く使用されたい方はや、耐久性を向上させるという意味でも配管カバーがオススメとなるのです。

エアコン配管テープの役割とは?

エアコン配管にテープを巻く様子

ではここから、配管テープについて、その詳細を説明していきます。

配管やドレンホースの劣化(特に室外側)を防いでくれる

エアコン工事では「配管」「電線」「ドレンホース」の3本をつなげて設置します。
そして配管テープは、その3本を1本にまとめる役割を担っています。
単にまとめるだけでなく、テープを巻くことで3本を保護しているのです。

見栄えをある程度よくする

「配管」「電線」「ドレンホース」の3本がバラバラに配置されていると、見栄えが悪くなってしまいます。
配管テープはその3本を1本にまとめる「化粧」的な意味合いがあり、見た目をスッキリさせることに役立っています。

室外機の振動を吸収してくれる

さらに配管テープは、見栄えのためだけに使われているわけでもありません。
エアコンの室内機と室外機は、配管で接続されています。
そこで配管テープをしっかりと巻くことにより、配管を伝って広がる振動を、テープで固定することで吸収し、振動が室外機へ伝わるのを吸収させるという役割もあるのです。

エアコン配管テープにもたくさんのおすすめの種類がある

エアコン配管テープの種類

そんなエアコン配管テープですが、テープにはたくさんの種類があります。
続いて配管テープのおすすめ種類について紹介していきましょう。
基本的には下記にある「粘着性or非粘着性」「高耐候性」「耐紫外線仕様」を基準に後は「色」を意識して選んでいくと良いでしょう。

おすすめ①粘着性テープ、非粘着性テープ

まずは粘着性テープ、非粘着性テープの違いについてです。                                                          粘着と非粘着性のテープを使いわけることで、より効果的にテーピングが可能となります。
そして、配管へのテープ巻きは、9割程度が非粘着テープとなります。
一方の粘着性テープは、非粘着テープの先端をしっかり固定する為に使用されています。

おすすめ②高耐候性テープ

次に、高耐候性テープについてです。                                                                      屋外の配管テープは、常に雨風や直射日光などの過酷な環境に晒されています。
ですからその過酷な環境の中でテーピングするためには、耐久性のある高耐候性テープが必要となるのです。
配管を少しでも長持ちさせてたい場合は、この高耐久性テープの使用がオススメとなります。
耐久性がさほど高くない通常のテープより、高耐久性テープははがれにくい遠いうメリットがあります。
当然ですが、その分コスト的には割高になります。

おすすめ③耐紫外線仕様テープ

次に、耐紫外線仕様テープについてです。                                                                 通常の配管テープは直射日光に長時間さらされると、日光に含まれる紫外線のせいでパリパリになって、いずれテープが破れてしまいます。
そこで活躍するのが、耐紫外線仕様テープです。
耐紫外線仕様テープは直射日光の紫外線などに対して耐久性が高いため、通常のテープよりパリパリになりにくいのです。
そのため。特に西日が強い場所などで使用するのがオススメとなります。

粘着性配管テープは猫対策の役割も??

粘着性配管テープも、配管のテープ巻きに利用されます。
配管テープは。猫などの動物が爪でひっかいて、ビリビリになってテープがひらひらしてしまうケースがあります。
そんな時に粘着性配管テープを使用しておけば、猫がひっかいて破れてしまっても、粘着性があるためヒラヒラすることがありません。
そうなると猫もそれ以上興味を示さなくなり、見た目が悪くなりにくいのです。

エアコン配管テープ巻きのみの工事はデメリットが大きい?

配管テープがボロボロになった様子

このように配管などをまとめるために使われる配管テープですが、エアコン配管テープ巻きだけの工事は、実はデメリットが大きかったりするので注意が必要です。
では一体、どんなデメリットがあるのでしょうか。

テープがボロボロになっても「基本的には」動作に支障はない 

繰り返しになりますが、たとえ配管テープがボロボロになっても。基本的にエアコンの動作に支障はありません。
ただしずっとボロボロの状態のまま放置しておくと、銅製の配管を保護している断熱部分がめくれてきたりするため、そうなるとエアコンの動作に支障をきたす場合があります。

とは言えボロボロになった配管テープだと見た目の印象はかなり悪い

さらには見栄えの問題があり、外から見える外壁にボロボロのテープがむき出しになっているのは、あまり気分の良い物ではないでしょう。
そのまま放置しているボロボロになったテープの隙間から、水やほこりなどが侵入することで配管・ホースの劣化を促進させ、エアコン能力の低下にもつながってしまいますので、早めにテープの巻き直し若しくは配管カバーの取り付けをオススメします。
テープの巻き直し作業は自分ではやるにはハードルがとても高いので、専門業者に依頼してください。

配管、ドレンホースの劣化が無い訳ではない

配管テープは配管、ドレンホース、電線を保護してくる役割を果たしています。
しかしテープがボロボロになってしまうと、スキマから水など侵入して配管自体の劣化にもつながる場合があります。

巻き方が悪ければ効果があまり得られない

配管テープは市販やネットでも購入できるのでハードルは高いものの、絶対自分では出来ないという訳ではありません。
ただ、個人でやった場合知識や技術の問題で上手くテープが巻けないこともあります。

【個人で巻いた失敗例①】配管テープを上から下向きに巻いてしまう

エアコン配管テープの巻き始めを上から下の方向に巻いてしまった失敗例です。
上から下の方向に巻いてしまうと雨水が配管テープの隙間から侵入していくことがあります。雨水が侵入するとカビの繁殖やホースの劣化につながりますので、下から上の方向に配管テープを巻くようにします。

【個人で巻いた失敗例②】配管テープの間隔を空けて巻いてしまう。

配管テープを巻く時に間隔がを空けて巻いてしまうと短期間で配管テープがほどけたり、はがれたりして外れてしまいます。必ず、配管テープは重なり合わせるようにしながら巻いていきます。

エアコン配管カバーを取り付けることで得られるメリット

そこでテープの劣化を根本的に防止したいのであれば、エアコン配管カバーの取り付けをオススメします。
エアコン配管カバーの取り付けは、オプション料金がかかることが多いため、若干のコストアップにはなりますが、それ以上のメリットがいくつかあるのです。

よりよい見栄えに出来る

まずエアコン配管カバーのメリットの一つが、よりよい見栄えに仕上がることにあります。
テープ巻きではなく、配管カバーを取り付ければ、配管などがむき出しにならず、外観的にきれいですっきりとした仕上がりになります。

直射日光、雨風から保護することで配管、ドレンホースの劣化を防止

さらにエアコン配管カバーを取り付ければ、直射日光や雨風などから配管などを保護できるので、配管、ドレンの劣化を防止できます。
これは最終的にエアコン能力低下を防ぐというメリットにつながります。

まとめ

・エアコン配管テープの役割とは?
・配管やドレンホースの劣化(特に室外側)を防いでくれる
・見栄えをある程度よくする
・室外機の振動を吸収してくれる
・エアコン配管テープにもたくさんの種類がある
・粘着性テープ、非粘着性テープ
・高耐候性テープ
・耐紫外線仕様テープ
・粘着性配管テープは猫対策の役割も
・エアコン配管テープ巻きのみの工事はデメリットが大きい?
・テープがボロボロになっても「基本的には」動作に支障はない 
・ボロボロになった配管テープだと見た目の印象はかなり悪い
・配管、ドレンホースの劣化が無い訳ではない
・エアコン配管カバーを取り付けることで得られるメリット
・よりよい見栄えに出来る
・直射日光、雨風から保護することで配管、ドレンホースの劣化を防止

テープ巻きは、配管やドレンホースなど保護してくれる役割をはたすものの、直射日光や雨風などにより劣化しボロボロになるケースがあるので注意が必要です。
テープがボロボロになれば見栄えも悪くなり、エアコン能力低下にもつながります。
そのため実際にはテープ巻きではなく、配管カバーを取り付けることがオススメです。
ただし、テープ巻きは取り付け工事の標準プション料金に含まれますが。化粧カバーは別途オプション料金がかかります。
もちろん料金以上のメリットがあることも踏まえて、是非化粧カバーの設置を検討してみてください。

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