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エアコン掃除(クリーニング)を徹底解説!自分でもスッキリきれいな仕上がりに
更新日:2024年6月26日
公開日:2023年2月21日
エアコンの掃除やクリーニングをしていないと、エアコンからの風のニオイや空気の汚れが気になったり、さらにはエアコンの効きが悪く感じることがあるはずです。
そんなときは、クリーニングをするべきなのですが、少しでも安くあげるために「自分でもクリーニングができないか?」と考えたことがあるかもしれません。
そこで今回は、「自分でもきれいにエアコンをお掃除できる方法」と、「自分で掃除しても良い範囲」について説明していきます。
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自分でできるエアコン掃除(クリーニング)の範囲は?
実は、自分でできるエアコンクリーニングの範囲には限界があります。
そこでまず、自分で掃除できる範囲をご紹介します。
自分でクリーニングできる範囲というのは、基本的に「手で届く範囲」となります。
具体的には
①表面部分(パネル・ルーバー部分)
②フィルター
の2ヶ所です。
なぜなら、エアコン内部の清掃はパーツを一つ一つ分解しなければならず、そのためにはエアコンの構造を熟知した専門知識が必要となるからです。
もし難しい場所まで自分で分解してしまうと、収集がつかなくなり、部品を破損してしまうかも知れません。
ですから、エアコン内部の清掃は、必ず専門の業者に相談しましょう。
お掃除機能付きエアコンの場合は?
エアコンの機種によっては、「お掃除機能」がついている場合もあります。
お掃除機能とは、エアコン室内機内部を自動で清掃してくれるという機能です。
しかし「この機能さえついていれば一切掃除しなくて良い」というわけではありません。
実はお掃除機能を使っても、それ以外に定期的にフィルター清掃が必要となります。
さらに、お掃除機能の「ダストボックス」内にはホコリやゴミが溜まりますので、定期的に取り除く必要があります。
エアコンフィルターの掃除方法をご紹介!
では続いて、フィルターの掃除方法について説明していきます。
フィルターの掃除は、ホコリをとってから水洗いという流れになります。
まずフィルターに附着しているホコリを、掃除機で吸い取り十分に吸い取ってから、水洗いをします。
ただしホコリがついたまま水洗いすると、排水溝等にホコリがたまり排水溝が詰まってしまいますので注意してください。
フィルターにこびりついた頑固な油汚れやタバコの脂などは、弱アルカリ性の中性洗剤や重曹などを使用して落とします。
もし中性洗剤・重曹を使用した場合は、すすぎを十分に行ってください。
すすぎが十分でない場合、フィルターに附着した洗剤が、カビの増殖を促す原因となってしまいます。
エアコンフィルター掃除に便利なグッズ3選
では続いて、フィルターの掃除をさらに詳しく説明していきます。
まずは、エアコンフィルターの掃除に欠かせない便利なグッズをご紹介していきます。
掃除に必要なグッズとしては
①網戸・凹凸面洗いスポンジ
②網戸・フィルター洗いブラシ
③重曹・中性洗剤(弱アルカリ性)のもの
などとなります。
フィルターは、エアコンの中でも唯一自分で外せて洗えるパーツです。
フィルターは網戸と同じような構造となりますので、網戸を洗うグッズを利用すれば、キレイにフィルター掃除ができます
脂や油汚れを落とす際には、重曹や弱アルカリ性の中性洗剤を使えば効率よく掃除できます。
なお、フィルター清掃は、月1回程度を目安に、定期的に行うことをお勧めします。
フィルターの掃除手順(所要時間約20分)
では続いて、フィルターの清掃手順をご紹介します。
①まず清掃に必要なものを準備します。
・エアコンの取扱い説明書
・手袋
・マスク
・タオル
・雑巾、清掃道具(使い古した歯ブラシ)
・掃除機
・脚立など
②コンセントを抜きます
③エアコン前面パネルを空けて、フィルターを取り出します
④掃除機を使い、フィルターの表面部分のホコリを吸い取ります
⑤フィルターを水洗いで掃除します。
掃除機で吸い取れきれない汚れを歯ブラシを使って優しく取り除き、汚れを掻き出します
⑥十分に汚れを落としたら乾燥させます
フィルターを十分に乾燥させないと、カビの増殖につながりますので十分に乾燥させてください
なお、一連の清掃①~⑥にかかる所要時間は20分から30分程度です。
エアコン吹き出し口の掃除方法をご紹介!
フィルターのクリーニングが終わったら、次はエアコン吹き出し口のクリーニングです。
エアコンの吹き出し口には、茶色い「ヘドロ」のような汚れを見たことがあるかもしれません。
この茶色い汚れの原因は、内部の汚れがエアコンの風で水分が飛ばされ、吹き出し口に固形状態で附着したものです。
この汚れの一番の原因は、風を送る「シロッコファン」という、エアコン内部を覗くとクルクル回っている部品です。
しかし残念ながら、シロッコファンは自分で掃除できません。
そのため掃除できるのは、吹き出し口だけということになります。
吹き出し部分は非常にデリケートな箇所のため、少しの衝撃で、風を左右・上下にさせる「ルーバー」という部品が破損してしまいます。
ですから、吹き出し口はほこりをとる便利グッズを使用し、やさしくに掃除してください。
なおシロッコファン本体の掃除は、専門業者に相談しましょう。
エアコン吹き出し口掃除に便利なグッズ4選
エアコンの吹き出し口は非常にデリケートは箇所です。
そのため吹き出し口は、便利グッズなどを使ってできるだけやさしく掃除してください。
吹き出し口の掃除の際に持っていると便利なグッズは
①取り替え式スキマロングワイパー
②吸着ふわふわハンディモップ
③スキマのヨゴレ取りモップ
④自在お掃除ハンディワイパー
などがあげられます。
エアコンの汚れは、ほとんどがホコリが原因となります。
このホコリをそのまま残していると、カビや臭いの発生につながってしまうので、しっかりホコリを落としてください。
エアコン吹き出し口の掃除手順(所要時間約30分)
では実際に吹き出し口の掃除を初めてみましょう。
まずは、清掃に必要な脚立や掃除便利グッズを準備します。
続いて、清掃グッズで丁寧にホコリ・汚れを落としてください。
次に、ウェットティッシュ等を使用し汚れを除去します。
ただし、吹き出し部分は風を左右・上下にするルーバーと呼ばれる壊れやすいパーツですから、破損しないように丁寧に掃除してください。
エアコンを自分で掃除する際の注意点とは?
エアコンを自分で掃除するときの注意点として、次のポイントをチェックしておきましょう。
①電源を切り電源プラグを必ず抜く(感電やけが、本体の破損などの防止)
②タワシなどの固い清掃用具や強い力で掃除をしない(エアコンはプラスチックでできてますので傷や破損を防ぐ)
③電装部分(基板)のところに、水や洗浄スプレーは使用しない。(基板不良を起こしエアコンが壊れます)
④取り扱い説明書を確する(確認せず作業するとフィルターがうまく外れずに壊してしまう)
⑤マスク・手袋を着用する(ホコリなどを吸わない・健康や手荒れを防ぐため)
エアコン掃除で火災に!?
市販のエアコン洗浄スプレーを使用した際に、火事になったという報告もありますので、洗浄スプレーを使う際には十分注意してください、
これは洗浄液が内部の電機部品に付着してしまうとホコリや水分で電気の通り道ができてしまい、その結果異常発熱が起きてしまうことが原因となっています。
知識なくエアコンの内部洗浄をすると、このようなリスクがあるため、洗浄スプレーの使用の際にはくれぐれも注意するようにしてください。
参考:https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1338281.html
市販の高圧洗浄機でエアコン清掃はNG
市販の掃除グッズとして高圧洗浄機という製品がありますが、この高圧洗浄機はエアコンのクリーニングに使わないでください。
高圧洗浄機は洗浄力が弱いため、表面の汚れを落とすだけで、洗浄剤が残ったままになってしまいます。
この残った洗浄剤がカビの増殖を促し、カビが生えてしまう可能性があるからです。
エアコン内部のお掃除はプロの業者へご相談
繰り返しになりますが、エアコン内部の清掃は自分ではできません。
自分で清掃できる部分は「フィルター・吹き出し部分・本体の表面」のみです。
エアコン内部の清掃は、必ずプロの清掃業者に相談してください。
おすすめのクリーニング業者をご紹介
エアコンクリーニング業者はネットなどで調べるとたくさんあることがわかり、いざクリーニングを業者に依頼したいと思っても、どこに頼んでいいか悩んでしまうかもしれません。
では、何を基準にして業者選びをすれば良いのでしょうか。
まずは依頼する際に、必ずチェックするべきポイントを見ていきましょう。
業者選びのポイントは以下の通りとなります。
①価格が適正かどうか
②全メーカー・機種に対応しているか
③作業時間が短くないか
④作業後保証はどうなっているか
⑤見積があり自宅が対応エリア内か
⑥実績が確かで口コミでの評判がよいか
このようあポイントを、事前にしっかり押さえて業者選びをするようにしてください。
クリーニング業者様をまとめたサイト:https://kajihikaku.com/
プロの業者に頼んだ場合の費用はどれくらい?
では実際にエアコンのクリーニングを業者に依頼した場合、費用的にはいくらくらいが相場となるのでしょうか。
先ほどお勧めした業者比較サイト
https://kajihikaku.com/
を見ると、「全国の料金相場」という基準となる料金が表示されています。
これによると
通常壁掛けタイプエアコン | 10,000円~14,000円程度 |
お掃除機能付きエアコン | 18,000円~23,000円程度 |
防カビ・抗菌コート | 3,000円程度 |
が相場ということになります。
エアコンのお掃除頻度ときれいに保つコツとは
自分でできるエアコンの清掃の頻度は、月に1回程度ではないでしょうか。
その一方で、自分ではできないプロの清掃業者での内部清掃は、3年に1回程度が目安となります。
この頻度は、エアコンの使用環境や使用頻度により異なってきます。
さらに、エアコンをきれいに保つコツは、部屋の空気をきれいに保つことが重要です。
ですから、まめに換気をしたり、エアコンと合わせてサーキュレーターなどを使用し、空気の循環をよくすることで、より一層エアコンをきれいな状態に保つことが可能となります。
エアコン掃除を放っておくとどうなる?
フィルターは空気中のホコリやカビ、花粉等をキャッチする役割があり、汚いままにしておくと、次のような悪影響を引き起こしてしまいます。
①エアコン本来の機能が低下し電気代アップにつながる
②エアコン本来の役割(冷やす・温める)機能が低下する
③エアコンの寿命が縮まる
④カビが発生し、アトピー性皮膚炎・喘息・肺炎などのアレルギー症状を引き起こし健康被害をもたらす
⑤エアコンの風が異臭となって放出される
この様に、エアコンのフィルターを放置すると多くの問題が発生してしまうのです。
番外編 エアコンクリーニングしたのに嫌な臭いがする…
エアコンをクリーニングしたのに、悪臭がするというケースもあります。
これは、洗浄不足の結果エアコン内部にカビや汚れ、雑菌などが残っていることが原因かも知れません。
もしプロの清掃業者にクリーニングをご依頼した際に、その後悪臭がしている場合、依頼した業者に相談してみてください。
もし清掃不足が原因の場合、無償で対応してもらえるかもしれません。
そのため、しっかり最後までケアしてもらいたいのであれば、プロの清掃業者に依頼する際は、必ず清掃後の保証やアフターフォローについて確認してから依頼してください。
まとめ
エアコンのクリーニングを自分でする場合は、今回ご紹介した方法で「フィルター」「吹き出し部」「表面」部分を定期的に掃除しましょう。
自分でできない部分のエアコンの内部クリーニングは、費用もかかりますが、思い切ってプロの清掃業者にお願いしましょう。
エアコンをできるだけきれいに保てば、電気代の節約や部屋の中の空気もきれいになり、より快適な生活を過ごせるようになるはずです。
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