- エアコン工事サポートブログ
- エアコン工事解説
- 引っ越し時にエアコンはどうする...
引っ越し時にエアコンはどうする?費用や業者、注意点について解説
更新日:2024年6月19日
公開日:2022年7月23日
こんにちは、フォーラムサービスの田中です。
エアコンは今や夏だけではなく通年利用する、温度管理の必需品です。
そのため、引越しをする際には真っ先に利用したいと考えるものですから、引越しの際にエアコンをどのように扱うかは頭の悩ませどころの一つとなります。
今回はそんな引越しの際のエアコンをどうするか、移設する場合にはどのくらいの費用が相場で、どのような業者を選べばいいのかについて紹介していきます。
フォーラムサービスなら
LINEでお見積りやご注文が
カンタンにできます!
ここからチェック
※エアコン修理のご依頼は承っておりません。
エアコン引越しの流れは?
まずは引っ越しする際のエアコン移設の流れについて見ていきましょう。
現在使っているエアコンを移設する場合はまず取り外しから
まずは引越し前の部屋で使っているエアコンの取り外しを行います。
引っ越し業者に依頼している場合は引越し日に、専門業者に依頼している場合は、引っ越し日に合わせて予約しておくと良いでしょう。
この取り外し作業は慎重に行わないと、エアコンが壊れる可能性が高いので要注意です。電気工事士の資格を持っていない方は専門業者に頼みましょう。
引越し先への運搬
次に取り外したエアコンの新居への運搬となります。
エアコンは繊細なので動かす際に手荒に扱うと壊れてしまう可能性もあるため、この運搬作業もできれば専門家の手で行うのが正解です。
フォーラムサービスでの運搬料金は下記のようになっています。
運搬距離 | 料金(税込) |
10km未満 | +3,300円 |
10km以上~20km未満 | +4,400円 |
20km以上~30km未満 | +5,500円 |
30km以上 | お問い合わせください |
引越し先での取り付け工事
後に新居にエアコンを取り付けます。
こちらも専門業者へ依頼する際は新居への搬入日に合わせると良いかもしれません。(真夏や真冬でなければ、無理に合わせなくても良いかもしれません)
エアコンの取り付け工事の内容としては、電源の確保、コンセントのチェック、エアコン本体(室内機)、室外機、配管の取り付けといった作業となります。
エアコンの引越しにかかる費用の相場
ひと口で引越し時のエアコン移設の費用と言っても、エアコンの状態や新居の状況等によって、相場は大きく変わります。ここでは引っ越し業者とエアコン工事の専門業者に依頼する場合とで比較していきます。
引っ越し業者に依頼する場合
引っ越し業者にエアコンの引っ越しを依頼する場合の費用相場は下記のようになっています。
取り外し料金 | 取り外し料金 | 運搬料金 | |
引っ越し業者 | 約20,000円~30,000円 |
引っ越し業者に依頼するメリットデメリットは?
■メリット
- 手間がかからない
- 手続きや指示などを一元管理できるため、混乱しにくい
■デメリット
- 引越し業者はエアコンの移設工事を自社内ではできない
- 引っ越し業者から外部の専門業者に依頼するため外注費用とその手数料がかかり、費用が割高になる
- しっかりと保障が受けられない可能性もある
- 複雑な工事ができずに断られる可能性がある
エアコン工事専門業者に依頼する場合
引っ越し業者にエアコンの引っ越しを依頼する場合の費用相場は下記のようになっています。
取り外し | 取り付け | 運搬料金 | |
エアコン工事専門業者 | 約10,000~22,000円 | 距離に応じて変動 | |
約7,000~10,000円 | 約13,000~17,000円 | 距離に応じて変動 |
エアコン工事専門業者に依頼するメリットデメリットは?
■メリット
- 無駄に手数料や管理費と言った費用が発生しない
- リーズナブルな運搬・工事費用に抑えることが可能
- 工事日後一年間など一定期間の保証がある
- パックで古い配管を新品に変えてもらえるため、エアコンが長持ちする
■デメリット
- 別途作業を依頼しなければならない
- 夏場など繁忙期であれば、日程調整が必要になる
家電量販店はエアコン移設には対応しない
ちなみに言うまでもないかもしれませんが、家電量販店は移設の場合のエアコン取り付け工事に対応していません。
家電量販店の場合は本体購入時のみ取り付け工事をしてくれますから、今使っているエアコンを引っ越す際に必要な工事は、請け負ってもらえないもの当然と言えるでしょう。
引っ越し時、エアコンのその他処理方法
良いエアコンを奮発して買ったので、新居でも使いたい。最近新品に買い替えたばかりで捨てるのがもったいない。という方は引っ越しと同時にエアコンも新居へ移設しますが、そうでない場合は考えるのもめんどうで、なるべく安く対処できないか気になるところですよね。
古いエアコンを処分して新品を買う
新居へエアコンを移設するのが面倒なのであれば、処分してしまいましょう!古いし十分に使った。新居なので、心機一転新品にしてしまうのも一つの手段だと思います。 エアコンを処分する方法は下記のようにいくつかあります。詳細は別途解説していますので、そちらもご参考までに!
【方法1】家電量販店に依頼する
【方法2】自治体のリサイクル収集サービスを利用する
【方法3】指定取引所へ自分で持ち込む
【方法4】不用品回収業者に依頼する
【方法5】買取サービスで売却してしまう
【方法6】オークションやフリマサイトで売ってしまう
関連記事
【エアコン処分方法】古くなったエアコンの処分方法や取り外しについて
古くなって不要になったエアコンの処分方法には、どのようなものがあるのかご存じでしょうか?買い替えで新しいエアコンに交換する場合は、家電量販店で購入したら、新しいエアコンの設置と同時に古いエアコンを外して引取りしてもらえま […]
旧居にエアコンを置いていく
古いエアコンを旧居に置いていくという選択肢もあります。賃貸でこの方法を取る場合は必ず大家さんや、管理会社に連絡しましょう。断られる場合もありますが、比較的新しいエアコンであれば、大家さんにとってもメリットなので、快諾してくれる場合もあります。 しかし、絶対に黙って置いていくことがないようにしましょう。黙って置いていっても必ず必ずあなたに処分費用の請求が来ます。自分で処分すれば、自分で安い処分業者を選べるかもしれませんが、黙って置いていくと、管理会社が処分を依頼した代金を請求されることとなり、損です。あなたがエアコンを置いていこうとしている部屋に次に来る方はさらに新しいエアコンを既に持っている可能性があり、処分にはお金がかかるということは常に気にしておきましょう。
自分でエアコンの取り付け・取り外しをする
さてここまで見てみると、人によってはエアコンの工事を自分でやってしまえば「タダ」になるのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれません。
果たしてエアコンの引越し作業は、個人でも可能なのでしょうか。
自分で取り外しや取り付けを行うのはNG?
結論から言えばエアコンの取り付け作業を個人がするのは不可能です。
エアコンは単に設置して電源をいれれば動くというものではなく、室内機と室外機との配管の接続や配管内部を真空にするといった作業が必要です。
そのためには専用の特殊工具が必要で、さらにちゃんとした知識がなければ作業をすることすら困難です。
見よう見まねでしてみると、エアコンが壊れ、痛い出費となってしまいます。
エアコン引っ越しの注意点
良いエアコンの専門業者を選ぶ
不誠実なエアコン業者に引っ掛からないよう、次のことは確認しましょう。
見積りをしっかり作ってくれる
まずはネットでエアコン取り付け業者をいくつか確認し、複数の業者から見積をとってみましょう。
ただしその中から価格だけで選ぼうとするのは危険です。
見積以上の金額を後から請求してくるような業者を避けるためにも、見積りの項目や条件などをしっかりと記載して、納得の行く内容を出してくる業者にコンタクトを取ってみてください。
その上で必要な質問などをやり取りをしながら、信頼できる業者を決めましょう。
保証がある業者を選ぶ
万一のトラブルは不可抗力で発生する可能性もあります。
そのため、どんな業者に頼んでも故障などの危険性があることは確かです。
トラブルを避けることができないのであれば、重要となるのが保証です。
さらに設置後一年は保証があると言った業者であれば、安心して依頼できるはずです。
賃貸物件は管理会社に確認!
賃貸住宅は退去時に原状回復が原則となっています。エアコンの取り外し・取り付けや、エアコンをそのまま置いて退去するなどは、原状回復に大きく関わってきます。後のトラブルにならないように、不明なことは管理会社に聞いて、判断を仰ぐようにしましょう。
移設時にエアコンは掃除しておくべき?
普段からエアコンにホコリが溜まっていることは健康の面からも良くないので、こまめに掃除をしておくことは大事ですが、引っ越し時は何かと忙しいですよね。
エアコンの移設時に絶対にエアコンを掃除しなければいけないということはありません。
ただ、新居にホコリがついたまま移動されるので、軽く拭いておくことをオススメします。
エアコン引っ越しのまとめ
エアコンの引っ越しにかかる費用相場
取り外し | 取り付け | 運搬料金 | |
引っ越し業者 | 約10,000~30,000円 | ||
エアコン工事専門業者 | 約10,000~22,000円 | 距離に応じて変動 | |
約7,000~10,000円 | 約13,000~17,000円 | 距離に応じて変動 |
- 引っ越し業者の場合手間はかからないが、料金が割高になる。
- エアコン専門業者の場合、料金を安くできるが、別途依頼が必要
- 旧居に古いエアコンを置いていく場合は管理会社に相談する
- エアコン工事専門業者を選ぶ際は、見積りが明瞭に出て、保証がしっかりしている所を選ぶ
- 自分で取り付け。取り外しはできないので、しっかり業者に依頼しよう
いかがでしたでしょうか。引っ越しの際のエアコン移設をどうするかの参考になれば幸いです。
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東エリアにお住まいでしたら、豊富な実績と納得価格で評判の「フォーラムサービス」も是非ご検討ください。
フォーラムサービスなら
LINEでお見積りやご注文が
カンタンにできます!
ここからチェック
※エアコン修理のご依頼は承っておりません。
関連記事
-
新築住宅にエアコンはついていない?適切な設置工事のタイミングや注意点を解説!
-
2階にエアコンを取り付ける際の費用は?追加費用や高くなるケースを紹介
-
何畳用のエアコンを買えばいい?最適な畳数と畳数表示の落とし穴
関連するエアコン工事
※当サイトの掲載内容、テキスト、画像、映像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
著作権侵害として刑事罰の対象となると判断した場合は、法的措置をとります。
エアコン工事注文
-
新品エアコン
取り付け15,400 円~(税込)
配管類・部材がすべてセットになった新品エアコン取り付け工事。
-
エアコン
引越し22,000 円~(税込)
お引越しに伴う移設工事。最大3台まで運搬OK。