エアコンを買い替えずに同じ家の中で引っ越し(移設)は出来る?移設工事の際の費用や意外な注意点を解説します!

更新日:2024年7月18日

公開日:2024年5月7日

エアコンを家内で移設する様子

エアコンがない部屋に新たにエアコンを取り付けたいときに、もし今家の他の部屋にあるエアコンを引っ越し(移設)できるのなら、その方がお得になる場合もあります。
今回はそんな引っ越し移設工事の際の費用や、意外な注意点について解説していきます。

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同じ家の中でエアコンを移設をする際の費用

同じ家の中でエアコンを移設をする際の費用

ではまず、同じ家の中でエアコンを移設をする際の費用について見ていきましょう。
一般的にエアコンを同じ家の中で移設する費用の目安は

取り外し:5000円~10000円
取り付け:10000円~25000円

となり、
移設の合計目安:15000円~35000円
となります。

、、というよりも同じ家の中のエアコンをただ移設をするだけなのだから自分でも作業が出来るのでは?

しかしそもそも、
「同じ家の中でただエアコンを移設をするだけなのだから自分でも作業が出来るのでは?」
と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
しかし結論から言えば、移設作業は自分ではできなません。
なぜなら①専用工具・②専門知識・③専用部材が必要となるからです。
工具や部材を自分で用意するだけでもコストがかかりますし、専門知識は一朝一夕で学ぶことはできません。
ですから作業は必ずエアコン設置専門業者に依頼することをオススメします。
自分で作業した結果エアコンを壊してしまい、結局新しい商品に買い替えたというケースは決して珍しくなかったりするのです。

同じ家の中でのエアコン移設だから引っ越しの時よりも費用は安い?

では続いて、移設費用について見ていきましょう。
果たして、同じ家の中での移設の場合は、引っ越しの時よりも費用は安くなるのでしょうか。                         これについては、取り付けや取り外しといった基本的な料金は変わりません。
ただし引越の場合、エアコンの運搬など運送料が別途かかり、費用が高くなることがあります。
もしエアコンの運搬を引越業者に依頼した場合は、その料金は引越料金に含まれるケースがほとんどです。

知らなかった、、エアコン移設では実はこういう意外なところで費用がかかる

次に、案外知られていない「エアコン移設では実はこういう意外なところで費用がかかる」ケースについてみていきましょう。
エアコンの移設の場合、取り付けや取り外し費用だけで済むケースというのはほとんどありません
なぜなら、エアコンは配管で室内機と室外機をつなげているため、もしその配管が古かったり短かったりする場合は、交換する必要があるからです。
交換の場合は配管代が別途「2000円~50000円」程度かかります。
これを含んで計算すると、配管を5m交換した場合の移設にかかる費用は、基本の移設料金「15000円~35000円」+配管代「10000円~25000円」の合計の料金がかかることになります。

エアコン移設工事を依頼するならどこがオススメ?それぞれのメリットとデメリットは?

エアコン移設工事を依頼するならどこがオススメ?それぞれのメリットとデメリットは?

さてでは、エアコン移設工事を依頼したい場合、どこがオススメとなるのでしょうか。
それぞれのメリットとデメリットと合わせてみていきましょう。

引越し業者

まずは引っ越し業者からです。
引っ越し業者に移設を依頼するデメリットとしては、作業スタッフが下請け業者や孫請け業者が多いという点にあります。
下請け業者などは相場よりも安い料金で請け負っているので、作業のクオリティに問題があり、さらに安い料金で請け負っているため、本来なら必要でない追加費用などが別途請求されるケースがあります。                                                                  逆にメリットとしては、引越当日に作業してもらえたり、エアコンの運搬費用など引越代に含まれたりという点があげられます。

家電量販店

エアコンの移設は、家電量販店に依頼することも可能です。
家電量販店に依頼する場合のデメリットとしては、家電量販店はエアコンを新しく買い替えてもらうことが本来の目的ですから、移設料金はかなり高額であるという点です。
メリットとしては、料金が高い分、引越し業者よりも技術や知識が上という点となります。

ネットやチラシなどで見つけた専門業者

次に、ネットやチラシなどで見つけたエアコン取付専門業者について見てみましょう。
エアコン取付工事専門業者のデメリットとしては、業者の中には価格競争のために料金を安くして集客をし、実際に作業をしたあとに最初の見積金額よりも倍以上の金額を請求する業者がいるという点になります。
さらに料金が曖昧だったり、補償内容が充実していない可能性もあります。                                             メリットとしては、ネットなどでよってカンタンに申し込みができ、さらに料金が安いという点があげられます。                                                                                                                                           なお、私ども「フォーラムサービス」はこのエアコン取付工事専門業者となります
もちろんフォーラムサービスでは、上記のようなデメリットとなる、見積もりよりも多く請求するといったことは基本的にはなく(※)、誠実な見積もりや補償などをモットーとしています
それでいながらリーズナブルな料金で、お申し込みもネットを使って簡単にできるなど、メリットを最大限活かしたサービスをご提供しています

※移設・取り付け・取り外しの工事に伺った際に環境によっては追加料金が発生せざるを得ない場合もございますが、お客様にご納得いただける説明をいたします。

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同じ家の中だけど移設ではなく買い替えたほうがいい場合もある?

同じ家の中だけど移設ではなく買い替えたほうがいい場合もある?

もしエアコンのない部屋に、家の中にある別のエアコンを移設したい場合、状況によっては移設よりも買い替えたほうがいい場合もあります。
ではそれはどのようなケースなのでしょうか?

エアコン自体が劣化してきている場合

エアコンの寿命は、一般的に10年程度と言われています。
そのため、10年程度使用したエアコンを移設することはオススメできません。
なぜならメーカーの部品供給期間は、製造から8年程度となっているため、もしエアコンに不具合がでても、購入から8年以上経過したエアコンは新しい商品に買い替えてくださいというのが、メーカーの意向となっているのです。
したがって、メーカー保証期間を過ぎたエアコンは移設をおすすめできません。
もちろん絶対に移設できないわけではありませんが、寿命が近づいているエアコンは、移設してからたった1年で壊れてしまったというケースが多く、そうなると移設にかかった費用が無駄になってしまうのです。

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移設先の部屋の広さがエアコンとあっていない場合

そのほかに、移設先の部屋の広さが、移設したいエアコンと合っていない場合も、移設はオススメできません。
たとえば今使っているエアコンの容量が、「6畳用」で、移設しようとしている部屋が「14畳」の場合、部屋の広さとエアコン容量が合わなくなってしまいます。
部屋の広さに対してエアコンの容量が足りないと、せっかく移設したのに部屋全体が充分に冷えない、あるいは暖まらないということになってしまいます。

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まとめ

・エアコンを移設をする際の費用は15000円~35000円
・エアコンの移設は自力では無理
・エアコン移設自体の費用は引っ越しの場合も同じ
・エアコン配管を交換した場合は別途費用
・引っ越し業者に依頼すると作業の質は低いが一度に済む
・家電量販店は質は高いが料金も高い
・専門業者はちゃんとした業者を探せばお得にできる
・エアコン自体が劣化してきている場合は買い換えがオススメ
・移設先の部屋の広さがエアコンとあっていない場合も買い換えがオススメ
エアコンの移設は、費用が基本料金以外にかかる場合もあるため要注意です。
そして、移設を依頼する際はいろいろな業者がありますので、それぞれのメリット・デメリットをしっかり確認して依頼してください。
さらにエアコンは一生ものではなく寿命期間がありますので、使用期間を考慮して移設するか買い換えするかを検討するようにしてください。

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