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新築住宅にエアコンはついていない?適切な設置工事のタイミングや注意点を解説!
更新日:2024年6月18日
公開日:2023年4月28日
新築住宅にはエアコンがついているのか、疑問に思うことはありませんか?
新築住宅を建てたり購入すことは、人生の中でも大きな決断をした時であり、さらにそれに伴う費用も大きなものとなります。
そのため、つい見落としてしまいがちになるのが、エアコンの問題です。
現実的に一部の地域を除き、エアコンは必須な家電のはずですが、大きな買い物に気を取られて、エアコンのことをつい見過ごしてしまうこともあるようです。
そこで今回は新築住宅のエアコンは、どのように設置するべきなのかについて詳しく紹介していきます。
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新築の建売住宅にはエアコンがついていない?
ではまず、新築住宅ではエアコンがどのように扱われているかについて考えてみましょう。
一般的に新築住宅のエアコンは、次の二つのパターンに分類されます。
1)建売住宅の場合、エアコンが設置されていないのが一般的
2)エアコンや照明器具その他の家電は備品となるため、あくまでも自分で購入し設置する
つまり住宅購入に当たって、エアコンは基本的に自分で用意しなければならないというのが一般的となります。
新築住宅でエアコンを設置するタイミングは?
そうなると住宅を購入する時にはエアコンを自分で手配しなければなりませんが、ではどのタイミングで何をすればいいのでしょうか。
次に、新築住宅でエアコンを設置するタイミングについて見ていきましょう。
エアコンを設置するタイミングとして考えられるのが
・建設中
・建設後
の二つのパターンとなります。
このどちらで取り付けるかを決めることになるのですが、それぞれにメリット、デメリットがあるため、自分の条件に合ったタイミングで取り付けるべきと言えます。
エアコン取り付けを建築中に行うメリット
まずは、建築中にエアコンを取り付けるメリットから見てみましょう。
建設中に取り付けるメリットは、以下の三つとなります。
1)「隠蔽配管」と呼ばれる配管を建物内部に通せる方法で工事ができるため、この方法を使えば見た目をスッキリさせられる
2)天井埋め込み型のエアコンなど、特殊なエアコンも設置できる 3)3階の部屋にエアコンを設置し、1Fに地上置きするなどの特種な工事でもスムーズに設置できる
エアコン取り付けを建築中に行うデメリット
次に、工事中にエアコンを設置するデメリットには、次の二つがあります。
1)設置費用が高額になるケースが多い
2)隠蔽配管にしてしまうと、10〜20年後にエアコンを買い換える際、隠蔽配管が劣化して再利用できなくなる可能性がある
エアコンを後で取り付けるメリット
一方、エアコンを建物の建築工事後に取り付ける際には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
建築後のとり受けには次の二つのメリットがあります。
1)設置費用を安く抑えられる
2)将来エアコンを買い換える時の工事がスムーズに行える
エアコンを後で取り付けるデメリット
最後に、エアコンを建物の建築工事後に取り付ける際のデメリットを見てみましょう。。
デメリットとしては三つの問題が考えられます。
1)配管穴(スリーブ)が開いていないため、工事の際に別途費用がかかってしまう
2)室内機が3Fで室外機が1F置きにする際などに、高所作業でハシゴがたてられず作業を断られる場合がある
3)取り付けるエアコンに合わせて穴開け工事を後から行うため、エアコン機種の選択肢が増える
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新築住宅にエアコンを設置する際の注意点を解説!
新築住宅にエアコンを設置する際には、いくつか注意しなければならないポイントがあります。
続いてそんな、新築住宅のエアコン取り付けに関する注意するべき内容について紹介していきます。
配管の穴あけ工事は慎重に!
新築住宅のエアコン取り付の際の注意点としてまず挙げられるのが、穴開け工事に関する問題です。
穴開け工事をする際には、必ず事前に「筋交い」「柱」「電線」のそれぞれの位置を、きちんと確認しておかなければなりません。
もしこの確認を怠ると
・電線を切断してしまいう事故が起こったり、コンセントが使えなくなる
・筋交い・柱に間違って穴をあけてしまうと家屋の耐久性を損なう
という、重大なトラブルにつながってしまう可能性があります。
先行スリーブ工事がおすすめ
新築住宅にエアコンを取り付ける方法としておすすめなのが、「先行スリーブ工事」という方法です。
先行スリーブ工事というのの、エアコンの穴開けとスリーブなどの部材の設置だけを建築中に済ませておくという方法です。
これならあらかじめ配管穴を開けておくため、建物の筋交いや柱といった構造部分を避けられ、建物完成後のエアコン設置工事がスムーズにできるようになります。 ただし先行スリーブ工事の場合、穴あけ位置が決まってしまうため、後から設置するエアコンの高さや幅が制限され、取り付けられる機種が限定されてしまう場合もあります。
エアコン(室内機)の設置場所の条件
エアコンの室内機取り付けは、設置場所に一定の条件が必要となります。
ではどのよう条件で、エアコン室内機を設置すれば良いのでしょうか。
室内機の設置の条件としては、以下の三つのものが挙げられます。
1)配管穴(スリーブ)の位置より高い場所に設置する(ドレンの問題)
2)エアコン専用コンセントに近い位置に設置をする
3)火災報知器より1.5m以上離れた場所に設置する(火災報知器の近くに設置してしまうと風で火災報知器が反応してしまう)
まとめ
・新築住宅にはエアコンがついていないことがほとんど
・新築住宅のエアコン取り付けのタイミングは建築中か建築後
・建築中に取り付けるメリットは「隠蔽配管が可能」「天井埋め込みが可能」「特種な工事が可能」
・建築中に取り付けるデメリットは「費用が高額になる」「隠蔽配管は次の交換時に使えない可能性がある」
・建築後に取り付けるメリットは「費用が安い」「買い換え時の工事もスムーズ」
・建築後に取り付けるデメリットは「配管穴の工事費用が必要」「高所作業ができない場合がある」「取り付けられないエアコンがある」
・新築住宅の場合は穴開け工事に注意する
・先行スリーブ工事がオススメ
・室内機には設置条件がある
設置するタイミングは今回ご紹介したメリットデメリットを見ながら、新築住宅の物件にあったタイミングを選べば良いでしょう。
これは費用面を重視するのか、見た目を重視するのかという問題で選ぶことになります。
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