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エアコン取り付けの際配管の穴あけ工事ってなに?DIYでも出来るの?費用や注意点を紹介!
更新日:2024年6月26日
公開日:2023年4月10日
エアコンの取付工事をする際には室内に取り付ける本体、つまり室内機の他に、室外に設置する室外機がセットになっていることはご存じかと思います。
この室内機と室外機は、配管によって繋げられ、配管は室内と室外をまたいで通さなければならないので、建物の壁を貫通させることになります。
そうなると、壁に穴を開けなければなりません。
すでにエアコンが取り付けられていた部屋は、この配管を通すための穴が開いているはずですが、新築の場合は新たに建物の壁に穴を開けなければならず、これを「穴開け工事」と呼びます。
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エアコン取り付けのために必要な配管穴とは?
ではこのエアコン取り付けに必要な「配管穴」は、具体的にどのような穴なのでしょうか?
まず穴を空ける場所は、エアコン室内機を設置する壁や天井の近くとなります。
さらに穴の大きさは、一般的には内径がおおよそ70mm程度となります。
エアコンの配管穴あけ工事の費用はいくら?
穴開け工事が必要となる場合、その費用はおおよそいくらになるのかも気になるポイントです。
工事費用は、「建物の壁の種類」によって変わってきます。
建物の壁の種類 | 工事費用 | |
1 | 木造・モルタル・サイディング | 2,000円~4,000円 |
2 | ALC | 4,000円~8,000円 |
3 | タイル | 6,000円~10,000円 |
4 | コンクリート | 要見積・施工NG |
上記の表がエアコンの配管穴あけ工事の費用相場となります。
壁の材質がコンクリートや金属質の場合は特殊な工事が必要になる場合があるので相場的にはやや費用が高めになる傾向があります。
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こんにちは、フォーラムサービスの田中です。エアコンを取り付ける際には、取り付けの工事が必要となります。この取り付け費用は業者によって様々ですから、まずはそれぞれの業者や、取り付けるときの条件でどの程度の費用がかかるのか相場を知っておく必要があるでしょう。
既にエアコンの配管穴があいている場合は穴あけの必要はありません
エアコンの配管穴あけ工事は新築の場合に必要となる工事で、既にエアコンが設置されていた場合には必要ありません。
ただし、次の二つのケースでは、新たに穴開け工事が必要な場合があります。
①既存の配管穴の位置が高すぎてドレンホースの勾配※が取れない場合
※室内機に発生した余分な水をドレンホースで外へ流すため、室内機→壁穴→外に向けてわずかに傾斜をかけることを「勾配をとる」と言います。勾配を取らないと室内機側に水が逆流し水漏れの原因となります。
②ダイキンの「うるるとさらら」などの「加湿ホース」付きエアコンの場合、配管と加湿ホースの両方を穴に通す必要がある場合
そうなると、標準的な70mmの配管穴では両方を通すことができないため、穴を拡大加工しなければならない場合もあります。
賃貸で配管穴あけ工事をする際は必ず大家さんに確認を!
エアコンの穴開け工事をする際には、注意しなければいけないポイントがいくつかあります。
その中でも特に重要なのが、「賃貸物件」で工事をする時です。
自分が所有しているのではない一般的な賃貸物件の場合、退去する際に「原状復帰」という元通りに戻さなければならない契約となっているはずです。
そうなると許可なく勝手にエアコンの配管穴を開けると契約違反となり、最悪の場合、賠償責任問題にまで発展してしまいます。
そのため、もし賃貸物件で穴開け工事をしたい場合は、必ず事前に賃貸の管理会社、または大家さんに、穴開け工事をしたい旨を確認する必要があります。
自分で穴あけ作業はDIYでできる?
DIYなどに腕の覚えがある方は、穴開け工事程度なら、自分でもやれるのではないかと考えるかも知れません。
しかし結論から言えば、穴開け工事は自分ではできません。
なぜならまず、穴開け工事にはハンドドリル・コアといった、穴開け専用の工具が必要となります。
さらに、壁の材質や、筋交い、柱、電線の位置関係など、建物の構造を熟知していないで穴を開けてしまうと、建物に致命的なダメージを与えてしまう可能性があります。
ただ穴を開けるだけと考えず、穴開け工事は必ずプロに依頼してください。
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まとめ
・エアコンの配管穴とはエアコンの室内外をつなぐ配管を通す穴
・配管穴を開けるための工事費用は、壁の材質によって異なる
・基本的には新築時に必要となる工事だが、すでに開いていても穴の条件やエアコンの機種によっては工事しなければならないケースもある
・賃貸で勝手に穴開け工事をすると、賠償問題になりかねないため、事前に必ず管理会社や大家さんに確認する
・専用工具や建物に関する知識が必須なため、自分ではできない
・穴開け工事は工事したい壁の材質によってはできないケースもあるため、事前に見積もりなどで問い合わせてください
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